色の仕事をしていて、だんだん溜まってしまうのがサンプル品。
マンション内装の色選定をした時のサンプルが沢山出てきました。
色選びの際には、写真やカタログでは実際の色と違って見えてしまうことが多いため、出来る限り実物のサンプルを取り寄せて確認します。
色は、テクスチャー(素材感)によってもニュアンスが変ります。
光の反射の仕方が変わるため、色が違ってみえる場合や、触感によるイメージ、柄の大きさ、使用箇所の面積による色のバランスなど、実際の物を手に取りながら試行錯誤します。
そうやって活躍したサンプルですが、溜まってしまうとどんどん場所ふさぎになってしまいます。
フロアタイルやフローリング材など、場所を取るものは処分、ですが、壁紙はなんとなくもったいないな、何かに使えないかな、と眺めていたら・・・
思いついたのがこれ。
A4サイズの壁紙サンプルは、文庫本のブックカバーにぴったりでした。
丈夫だし、多少の汚れにも強い。
きれいな色やかわいい柄のものは、読書のお供になっていただくことにしました。
ベーシックなアイボリーやホワイトのものは、水性ペンキを塗って塗装の色サンプルにでもしましょうか、
と考えています。